短期間ダイエットの王道!ファスティングで得られる効果とは?
こんにちは。日本痩身美容協会です。
今回は、短期間ダイエットの王道でもある、ファスティングについてお話していきます。
ファスティングで得られる効果とは?
ファスティング(断食)は、人類史上もっとも古い健康法の1つと言われています。
ファスティングの本来の目的は、内臓や消化器官を休めること。
そうすることで、さまざまな効果が期待できます。
ここで、ファスティングで期待される4つの効果をご紹介します。
①腸内環境の改善
人の腸内には数百〜数千種類の腸内細菌が約100兆〜1000兆個生息していると言われています。
腸内細菌には「善玉菌」と「悪玉菌」が存在しており、どちらか一方に偏るのは×。どちらもバランスよく存在するのが腸内環境が良い状態です。
しかし、その腸内細菌は、日々の食生活やストレスなどでバランスが崩れます。バランスが崩れた結果、便秘や下痢などの症状がでるのです。
ファスティングすることによって、腸内が空っぽの状態になります。すると、本来の状態に戻ろうとする働きが生じ、腸内環境が改善されるというわけです。
②ダイエット
ファスティング中は、摂取するエネルギーが急激に減少します。
そもそも太るのは、消費エネルギーよりも摂取エネルギーが大きくなってしまった状態が続いたときです。
ですので、摂取エネルギーが低くなるファスティングは、確実に「痩せる」ことができます。
ここで注意点があります。
間違ったファスティングを行うと、リバウンドの原因になります。
③デトックス
カラダには元来、老廃物を排出する機能が備わっています。
しかし、食べすぎや食生活の乱れ、加工食品の普及などが起因となり、本来あるべき機能を果たせていない状態なのです。
そこで、ファスティングによって消化機能を休ませることで、本来の機能を取り戻すことができ、デトックス効果を得られる、ということです。
④内臓の働きが活発に
ファスティングの目的そのものです。内臓の働きが活発になる事で、ファスティング前に起こっていた不調が改善されることでしょう。
逆効果!間違ったファスティング方法
ファスティングは全く食べ物を口にしないダイエット法のため、やり方を間違えてしまうと効果が得られなかったり、逆効果になってしまうこともあります。
間違ったファスティング法をしっかり頭に入れておきましょう。
間違ったファスティング法①水だけで行う
ファスティングは古来は、水だけで行うものでした。
しかし、最近では、ファスティングの効果であるダイエットやデトックスを行うためにも、ある程度の栄養素が必要だという考えが主流です。
酵素ドリンクで行うファスティングが一番有名ですね。
間違ったファスティング法②準備食や回復食を抜く
ファスティングをより効果的に、正しく行うには準備食と回復食は必須です。
ファスティング中は、まったく固形物を口にしないため、血糖値が急激に低下します。血糖値が急激に低下すると、吐き気や気持ち悪さの原因となります。
準備食をしっかりと行うことで、血糖値の急激な減少を抑えることができ、スムーズにファスティングを行うことができます。
一方で回復食は、リバウンドをしないために重要です。
ファスティング中は、「飢餓」状態です。
栄養素の吸収が高まり、エネルギーを必要としている状態のことです。
ファスティングが終わった次の日から急に炭水化物や脂っこいものなどを食べてしまうと、次いつ飢餓状態になるか分からない、という身体機能が働き、食べたものを脂肪として蓄えようとする機能が働きます。
ですので、回復食は血糖値を上げにくい、消化の良い食べ物を食べることで、リバウンドしにくいファスティングができます。